茨城県特別栽培農産物認定
当社で栽培しているお米は、農薬及び化学肥料を削減するなど一定の要件を満たして栽培されている、茨城県に認証されたお米です。より安全で安心な農産物をお届けするために、株式会社ファームサンアイでは特別栽培米の育成に取り組んでいます。
主食用米
コシヒカリ
人気・味・生産量において日本一を誇る日本米の王様「コシヒカリ」は、美味しいお米の代名詞となっています。
コシヒカリは、おいしいお米の判断基準でもある、アミロース・アミノペクチン・たんぱく質のバランスがとても良く、口に含むと旨みが一気に口の中へと広がります。お米そのものにしっかりと味があるので、ご飯だけでも美味しい食事を楽しめます。
あきたこまち
日本米の王様「コシヒカリ」と「奥羽292号」を掛け合わせて生まれた「あきたこまち」は、両方の良いところを引き継いでおり、旨み・甘み・粘り・歯ごたえなどのバランスが非常によく取れています。
他の品種より水分が多く、粘り気が強いモチモチとした食感が特徴的です。炊きたては勿論のこと、お弁当やおにぎりなど、冷めても美味しくいただけます。
つくばSD1号(のびのび)
「つくばSD1号(愛称:のびのび)」は、コシヒカリを越える品種を作りたいという念願から開発された品種です。遺伝子組換えを行わず、「コシヒカリ」と外来種「IR24」を掛け合わせ、「戻し交配」を繰り返していくことで、より優れた遺伝子を残していく技術に基づいて育成されています。つくばSD1号は従来のコシヒカリよりも米粒が大きく、甘みも強く、コシヒカリに変わる品種として期待されています。
ゆめひたち
「ゆめひたち」は、1987年に茨城県にて誕生したお米です。名称は、「常陸の地から生まれた夢のようなお米」との意味を込めて付けられました。「キヌヒカリ」と「チヨニシキ」の掛け合わせにより誕生したゆめひたちは、両親の良い点を受け継いでいます。柔らかくて程よい粘りがあり、さっぱりとした味わいが特徴的です。
米粉用米
米粉とは
お米を原料とした粉であり、日本では昔から、団子・煎餅など・和菓子など、様々な食品に使われてきました。
過去においては、お米を小麦粉の様なパウダー状にすることが難しいとされていましたが、近年新しい技術が開発され、これまで使用できなかった洋菓子やパンなどにも、小麦粉の代用として用いられるようになりました。
- でんぷん質である米粉は、小麦のアレルギーの方も安心して食せます。(小麦=タンパク質)
- 技術の進歩により、お米をパウダー状に加工することが可能となり、小麦粉の代用として、パン・ケーキ・洋菓子・麺など、何にでも使用が可能となりました。
- 米粉は薄力粉に比べて水分率が高く、また、でんぷん質であるため、もちもち食感・しっとり食感が楽しめます。焼き物・揚げ物の場合は、サクッと仕上がります。
当社のお米栽培の4分の1を、米粉用米が占めています。こちらは完全契約栽培であり、ある県の学校給食の原料として利用されています。